税務調査コラム

『顧問税理士のための税務調査の連絡が来たら読む本』を中央経済社から2025年5月9日(金)発売

 

 拙著『顧問税理士のための税務調査の連絡が来たら読む本』 

 

 

  私は、税務調査について、一般の納税者の方だけでなく、税務のプロである税理士の方からの相談や税務調査への対応を行う 税務調査専門の税理士です。

 

 税務調査への対応方法については、納税者の事情やその経済取引の形態や内容は千差万別ですから、取るべき対応方法も千差万別です。一方、税務調査を行う国税当局の担当者やその上司も千差万別です。
 このため、税務調査で納税者側が取るべき対応は、納税者個々の事情や取引内容、更に税務調査の状況などに応じて、臨機応変に、ベストだと思われる対応を適宜行うことになります。
 実際に私が税務代理を受任した際には、個々の事例・状況に応じて様々な対応を行っていますが、どのような案件であっても必ず行うこと、共通の作業や対応策があります。
 本著は、私がこれまで経験した数多くの税務調査の中で、有効と考え実践している共通の作業や対応策について解説しています。

 

  なお、税務調査の対応方法など以外に

①税務調査は何に基づいてどのような手順・手続きで行われるか
②税務調査が行われて起きる弊害や顧問先が困ること
③税務調査では何を、どこまで、どのように調べられ、どのように処理されるか
④税務調査を行う調査担当者やその上司はどのように考え、何を行うか
などについても具体的に記載しています。

 こういったことをご存知ない方も多いと思いますが、適時に適切な対応策を検討し、実施する上ではこのようなことを知っていただくことは重要なポイントだと考えています。

 

 本著をお勧めする方としては
➢税務調査の経験自体が少ない方
➢税務調査の経験は多いけれど調査の対応が不安な方
➢自分なりに対応してきたけれど、より有効な対応方法を知りたい方
を想定して作っています。

 

 本著では、税務調査や課税処理の根拠、調査の流れ、税理士や顧問先が行うべき調査開始前、調査中、調査終盤及び調査終了後の対応方法や注意事項など実務において重要なポイントを記載するだけでなく、税務調査を行う税務当局側の考えや事情などについても記載していますので、調査の対応が不安な方やより有効な対応方法を知りたい方のお役に立つものと自負しています。
 税理士業を開業したばかりの方には、税務調査の概要・詳細・注意点などをわかっていただいた上、どのように対応したらよいかを知ることができ、実際の調査で困った時には該当箇所を再確認することで自信を持ってご対応いただけるものになっていると考えております。
 もちろん、税理士事務所の部内研修資料としてもご活用いただければ幸いです。
 本著は、税務調査の実務対応を知るための最適な本、税務調査対応の必携の本の1冊としてお勧めします。

 

   書店発売日  2025年5月9日(金)

  定価     3,500円 + 税

    

  amazonのサイトは下記のとおりです。

https://amzn.asia/d/4voGEWu

 

 

 

 

2025/04/23